レーザーボアサイターの使い方 20180911改訂

Laser Bore Sight Collimator という製品で、レーザーボアサイターと呼ばれる物です。
用途はスコープ・ドットサイトのゼロインを助けるツールになります。

黒い棒状の物が本体です。
下にある星型のパーツがアダプタで銃口のサイズに合わせて 本体後端に装着します。
装着後、銃口に刺して使用します。

付属するアダプタの種類は製品により異なります。
上図は 7種類付属する製品で用途は概ね以下の通りです。
①.177-.210 (4.5mm-5.3mm) ・・・ エアライフル
②.220-.270 (5.6mm-6.9mm) ・・・ エアライフル・エアガン
③.280-.349 (7.1mm-8.8mm) ・・・ ライフル・エアガン
④.350-.434 (8.9mm-11.0mm) ・・・ ライフル
⑤.435-.500 (11.0mm-12.7mm) ・・・ ライフル
⑥.510-.600 (13.0mm-15.2mm) ・・・ 散弾銃
⑦.710-.780 (18.0mm-19.8mm) ・・・ 散弾銃
.177や.210は 0.177インチ、0.210インチを意味します。

では 銃に装着してみます。
とりあえずユーザーが多い6mmエアガンとします。
アダプタ ②.220-.270 (5.6mm-6.9mm) をボアサイター後端に取り付けます。
インナーバレルが銃口まで来ていない銃は アウターバレルの内径に合うアダプタを選んでください。

アダプタは傘のようになっており、ネジを閉めると開き、緩めると閉じます。
今回は6mmインナーバレルに刺すので適当な位置まで閉めます。
バッテリーは LR44×3個です。
写真の通り バッテリーケースからマイナス極が見えるようにセットします。

バッテリーケースはレーザー側へ潜り込ませて装着します。
バッテリーケースに突起があるので 上にしてください。
装着後は バッテリーケースが1mmほど レーザー側に潜り込みます。
感が掴めればスッと入ります。
バッテリーケースが入るとスイッチONです。
レーザーが発光しますので、発光部を「絶対見ない」ようにしてください。

【2018.09.11追記】
ハイダーを取って 銃口に取り付けます。
ボアサイターは上下があります。
ボアサイター本体の切欠きを上にして装着してください。

レーザーが直進するので赤く光っている点が弾着点となります。
繰り返しますが 発光部を「絶対見ない」ようにしてください。

お勧めはしませんが、バッテリーを入れたままOFFにする方法です。
上図がONの状態ですが、バッテリーケースの突起が上に来ています。
下図はOFFの状態で突起が見えません。
バッテリーケースをレーザー側へ押して、バッテリーケースをくるっと廻せばOFFになります。
突起によって接点を浮かせているだけです。

バッテリーケースを外して バッテリーも外して保管するようにしましょう。
安全第一です。

続いて レーザーボアサイターを使ったスコープ調整 を行います。

※補足【2018.09.11追記】

当店では 梱包直前 に ボアサイターの照射点 を確認しています。
固定4倍のスコープ(ゼロイン済)のレティクル中心付近に照射点があることを確認します。距離は 約15m、約35m です。
上図は ボアサイター 確認用 の銃で、専用と化しています。

上図の銃を使って撃ってみた結果です。
・ボアサイターは箱出し状態
・スコープはゼロイン済なので調整なし
ボアサイターを装着、照射点がレティクル中心付近にあることを確認し、黒点をレティクル中心に捉え、距離 7~8mで15発 撃ちました。
15発中10発は赤丸に着弾しました。

ボアサイターの上下を正しく装着し、適切なアダプターを装着すれば 弾着点は期待できるかと思います。

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