ガスブローバック M4 の ハンドガード を フリーフロートタイプ に交換します。今さら感が満載ですがご容赦ください。
モデルとなる銃は、WA互換のKingArms M4 GBB です。
MAGPUL MOE タイプ から KAC タイプ 7インチに交換します。
使う道具は、バレルロックキー、3㎜ピンポンチ、レンチ の3つだけです。
まず、MOE ハンドガード を取り外します。
デルタリングをフレーム側に押し付けて外すだけですね。
硬いですけど。
続いてハイダーを外します。
イモネジで固定されている場合があります。
フロントサイトを外します。
脱落防止対策が取られているので、赤丸の方向へ抜くようにします。
フロントサイトをガスパイプ・ハンドガードキャップと共に取り外します。
デルタリングを取り外すため、バレルロックキー を使います。
バレルロックキー の突起が デルタリング の波々 の部分に引っかかるようになっています。
単純な道具なのにお値段が高いのが難点です。
バレルロックキーで デルタリング を外します。
ネジロック剤が塗られている場合があり、最初はとても固いかもしれません。
木槌などでバレルロックキーを叩いて、少しずつ回してください。
デルタリングが取れ、分解の工程は終了です。
バレル基部から シムリング(バレル用) が 5枚 出てきました。
Laylaxなどから シムリング(バレル用) は出ていますが、とても割高なので ちょっと得した気分です。
組み込む KAC タイプ 7インチ ハンドガード を準備します。
六角ネジ 3本 を外して パーツを分離します。
分離すると、4つのパーツ、2本のピン、スクリュー 3本 となります。
パーツのキモは 真ん中の 穴がたくさん開いたパーツです。
2本のピンは たくさん開いた穴にハマり、それぞれを反対の位置に置きます。
このピンが右側のパーツの凹部にハマるという構造です。
KAC タイプ 7インチ ハンドガード を組み込んでいきます。
まず、キャップを入れます。
次に 穴の開いたパーツ を レシーバーに ネジ込んで いきます。
最初は指で回せますが、固くなってきたら バレルロックキー を使って絞めこみます。
KAC タイプ 7インチ ハンドガード の良い所は、URXハンドガードなどと違って専用の道具が必要ないことです。
バレルロックキー が使えるので 無駄な費用を抑えてくれます。
2本にピンを差し込みます。
ピンは水平でなければなりません。ハンドガードが水平になりません。
バレルロックキー を使って慎重に微調整してください。
3つ目のパーツを取り付けます。
キャップをバレル先端方向へ押しつつ、ネジ込んでください。
先ほどの2本のピンに当たって止まりますので、最後はキャップをネジ込んでください。
2本のピンは水平になっていれば、四角い突起にあるネジ穴が水平になっています。
ガスパイプを取り付けます。
というか、嵌めるだけです。
レイルを取り付け、六角スクリュー 3本 で固定します。
レイルが水平・垂直になっていることを確認してください。
フロントサイトを取り付けます。
前述の脱落防止対策の向きを合わせてピンを入れましょう。
次回、分解する時に少々面倒になります。
ハイダーを取り付けて作業終了です。
余ったパーツは デルタリング ・ ハンドガードキャップ ・ シムリング 5枚 でした。
お気づきになりましたでしょうか?
このハンドガードは 2本のピンを水平にすることができれば、シムリングが必要ないのです。
これもまた、無駄な出費を抑えてくれています。
最後に全景です。
スッキリしたデザインが気に入っています。
また、フラッシュライト・フォアグリップ・レイルカバーで装飾するとオリジナル性も出せそうです。
最後に気に入らない部分を一つ。
ブラックではありますが、同じ塗料を使っており、ノッペリした印象です。
言い換えると質感が悪いです。
パーツ毎にブラックでも少し色合いを変える、凸部で淡く 凹部で暗く などの対策が必要です。
次回は ハンドガードを塗装で質感アップ!! で行きたいと思います。