M4 の ハンドガード を フリーフロートタイプ に交換

04-01

ガスブローバック M4 の ハンドガード を フリーフロートタイプ に交換します。今さら感が満載ですがご容赦ください。

モデルとなる銃は、WA互換のKingArms M4 GBB です。
MAGPUL MOE タイプ から KAC タイプ 7インチに交換します。
使う道具は、バレルロックキー、3㎜ピンポンチ、レンチ の3つだけです。

01-01

まず、MOE ハンドガード を取り外します。
デルタリングをフレーム側に押し付けて外すだけですね。
硬いですけど。

01-02

続いてハイダーを外します。
イモネジで固定されている場合があります。

 

01-03-01フロントサイトを外します。
脱落防止対策が取られているので、赤丸の方向へ抜くようにします。

01-04

フロントサイトをガスパイプ・ハンドガードキャップと共に取り外します。

01-05

デルタリングを取り外すため、バレルロックキー を使います。
バレルロックキー の突起が デルタリング の波々 の部分に引っかかるようになっています。
単純な道具なのにお値段が高いのが難点です。

01-07

バレルロックキーで デルタリング を外します。
ネジロック剤が塗られている場合があり、最初はとても固いかもしれません。
木槌などでバレルロックキーを叩いて、少しずつ回してください。

01-08

デルタリングが取れ、分解の工程は終了です。
バレル基部から シムリング(バレル用) が 5枚 出てきました。
Laylaxなどから シムリング(バレル用) は出ていますが、とても割高なので ちょっと得した気分です。

02-01

組み込む KAC タイプ 7インチ ハンドガード を準備します。
六角ネジ 3本 を外して パーツを分離します。

02-02

分離すると、4つのパーツ、2本のピン、スクリュー 3本 となります。
パーツのキモは 真ん中の 穴がたくさん開いたパーツです。

02-03

2本のピンは  たくさん開いた穴にハマり、それぞれを反対の位置に置きます。
このピンが右側のパーツの凹部にハマるという構造です。

03-02

KAC タイプ 7インチ ハンドガード を組み込んでいきます。
まず、キャップを入れます。

03-03

次に 穴の開いたパーツ を レシーバーに ネジ込んで いきます。
最初は指で回せますが、固くなってきたら バレルロックキー を使って絞めこみます。
KAC タイプ 7インチ ハンドガード の良い所は、URXハンドガードなどと違って専用の道具が必要ないことです。
バレルロックキー が使えるので 無駄な費用を抑えてくれます。

03-04

2本にピンを差し込みます。
ピンは水平でなければなりません。ハンドガードが水平になりません。
バレルロックキー を使って慎重に微調整してください。

03-05

3つ目のパーツを取り付けます。
キャップをバレル先端方向へ押しつつ、ネジ込んでください。

03-06

先ほどの2本のピンに当たって止まりますので、最後はキャップをネジ込んでください。
2本のピンは水平になっていれば、四角い突起にあるネジ穴が水平になっています。

03-07

ガスパイプを取り付けます。
というか、嵌めるだけです。

03-08-01

レイルを取り付け、六角スクリュー 3本 で固定します。
レイルが水平・垂直になっていることを確認してください。

03-09

フロントサイトを取り付けます。
前述の脱落防止対策の向きを合わせてピンを入れましょう。
次回、分解する時に少々面倒になります。

03-10

ハイダーを取り付けて作業終了です。
余ったパーツは デルタリング ・ ハンドガードキャップ ・ シムリング 5枚 でした。
お気づきになりましたでしょうか?
このハンドガードは 2本のピンを水平にすることができれば、シムリングが必要ないのです。
これもまた、無駄な出費を抑えてくれています。

04-03

最後に全景です。
スッキリしたデザインが気に入っています。
また、フラッシュライト・フォアグリップ・レイルカバーで装飾するとオリジナル性も出せそうです。

最後に気に入らない部分を一つ。
ブラックではありますが、同じ塗料を使っており、ノッペリした印象です。
言い換えると質感が悪いです。
パーツ毎にブラックでも少し色合いを変える、凸部で淡く 凹部で暗く などの対策が必要です。

次回は ハンドガードを塗装で質感アップ!! で行きたいと思います。