スマホで弾道計算 Strelok Pro Android版

Strelok Pro Android版 を使って弾道計算をしてみます。
以前 記事にした Hawke Chaingun Pro は弾道を横から見る形態でしたが Strelok は上図のように スコープを覗いた状態を示してくれる弾道計算ソフトです。
Strelok は3種類のエディションがあります。
・Strelok ・・・ 無料
・Strelok+ ・・・ 540円
・Strelok Pro ・・・ 1,300円
本記事は Strelok Pro を使って 弾道計算を行います。
スコープは BSA Contender 4-16×40 ミルドット  を、
弾丸は .308 Winchester 147gr FMJ としています。

GooglePlay からダウンロード、インストールして Strelok Pro を起動すると出てくる画面です。

まず、重要な「単位」の設定を行います。
ディフォルトが ヤード法 なので「メートル法」に変えます。
画面下の「歯車」アイコンを押します。

すると上の画面が出てきます。
お好みですが 「Use U/D and L/R instead +/-」「Disable screen timeout」をONにしておきました。
「Disable screen timeout」は Strelok Pro の画面が表示されている間は 画面をブラックアウトさせないようにするようです。

画面の下に行くと「Select units」があるので押します。

こんな画面が出てきます。
ヤード・インチ・華氏 と日本人にはわかりませんので変えます。

「Slope angle units」以外は全部変えます。
なお「Pressure units」は気圧で、hPa(ヘクトパスカル)にしています。
「OK」を押します。

最初の画面に戻りますが、単位がすべて変わっています。
次に「スコープの設定」の設定を行います。
上図の赤枠を押します。

スコープの設定は レティクルを選択 することで行います。
レティクルはたくさんあるので一覧から探すのは面倒なので
「Serach reteicle」を押します。

スコープを BSA Contender 4-16×40 ミルドット と想定し レティクルを探します。
「BSA」と入力すると候補が複数現れるので 「Contender Mil-Dot,BSA」を選択します。

「Scope reticle」が「Contender Mil-Dot,BSA」に変わります。
BSA Contender 4-16×40 ミルドット は エレベーション・ウィンテージとも 1/8MOA なので「Vert. click, MOA (エレベーション)」「Hor. click, MOA (ウィンテージ)」を「0.125」に変更しています。
また、BSA Contender 4-16×40 ミルドット は SFP なので 「This reteicle the Forst Focal Plane (FFP)」をOFFにしています。

続いて「弾丸の設定」を行います。
赤枠を押すと出てくる画面の一番下に行ってください。

弾丸の情報は 収集が面倒ですが Strelok Pro は多くの弾丸をカバーしています。
「Cartridges database」を押します。

弾丸の一覧が表示されますが 3,124件から探すのはストレスなので上部の「Caliber」「Vender」で選択します。

ここでは「.308 Winchester 147gr FMJ」を選択しています。

すると前の画面に戻り 弾丸のデータが適用されているのがわかります。
画面したの「OK」を押します。

前の画面に戻るので 画面下に行って「Target type」を押します。
ここは任意ですが おもしろい機能なのでご紹介します。

この後 表示するレティクルに映るターゲットを選択できます。
「雄鹿」を選択してみました。

最後に ターゲットまでの距離 を「Distance, meters」に入力します。
今回は「300m」としました。
この後「Calculate!」を押すとスコープの調整量が計算され表示されます。
そして「Reticle」を押すと次の画面が表示されます。

先ほど選んだ Contender Mil-Dot のレティクルが表示され レティクルが示す距離がメートルで表されています。
スコープの倍率の変化にも対応しており 赤枠のスライダーで調整できるようになっています。
また「雄鹿」も表示されています。

スマホのソフトなので フィールドや射場で重宝しそうです。
無料版の Strelok は機能が Strelok Pro に比較してとても少ないですが、ちょっと使ってみるには良いと思います。