Hawke Chairgun Proで弾道計算

下のサムネイルをクリックすると、画像が少し大きくなります。

 

Hawke Chairgun Pro のバージョンが上がって使い勝手が(知らないうちに)変わったので記載してみました。

今回は .308 ウインチェスター 150グレイン を例に弾道計算をしてみます。

【2019/05/11追記】
新たに X-ACT が追加されました。現時点では Chair Gun Pro も現役です。
ダウンロードページは以下です。
https://www.hawkeoptics.com/chairgun-and-x-act-end-of-life.html

まずは、.308 ウインチェスター 150グレイン の初速を調べます。
ウィキペディアでは、2,820ft/s となっています。

Chaingun Pro に以前あった口径の入力フィールドがなくなっています。
.308にするには [Projectiles]-[Other Projectiles] を選択します。

するとダイアログが出てくるので、[0.308]-[0.308 Round Nose]あたりを選んで[OK]を押します。

ついでにタブ名称の変更方法を記載しておきます。
タブの上で右クリックして[Edit Tab Name]を選択します。

するとダイアログが出ますので適当な名前を入力して[OK]します。

本命のパラメータ入力です。以下の通り入力します。
・Weight ・・・ 弾頭重量 150グレイン
・Muzzle Velocity ・・・ 弾速 2,820ft/s (Wikiの値ですが実際には少し遅いハズ)
・Zero Range ・・・ ゼロインの距離(今回は200ヤードとしました)
・Sight Height ・・・ 銃口中心からスコープ中心までの距離(今回は2インチとしました)
・End Range ・・・ 弾道グラフの右端(今回は220ヤードとしました)
・Kill-zone ・・・ 必中エリア
入力が終わったら[Enter]を押します。

すると弾道グラフが出来上がります。
これはスコープ中心から2インチ下の銃口から発射された弾丸の弾道を示してします。
2.75インチほど上昇して落下する放物線です。

注目すべきは「PBR」でファーストクロスのレンジ、セカンドクロスのレンジを示します。
これらのレンジにターゲットを捉えると1インチ以内に弾丸を送り込むことが可能です。

ごく簡単ですが、新バージョンで「??」となったので書いてみました。