写真でレティクルを見てみよう 【ジャーマンポスト編】

実際の写真を使ってスコープのレティクルを見てみましょう。
レティクルのもうひとつの基本形 ジャーマンポスト編 です。
ジャーマンポストとは、左右下に太いラインがあり、上だけラインがないレティクルを指します。
と言っても、純粋な ジャーマンポストは見たことがありません。
(Kar98用くらいではないでしょうか)
ほとんどは、クロスヘアと似た形状をしています。


写真は先のものと同じです。
こちらは Weaver European 1-5×24 のレティクルです。
太いラインの中にターゲットを捉えるので、上のラインを細くして視野を広げています。
ちなみに Weaver European 1-5×24 は中心のドットが発光します。

こちらは Vector Optics Swift 1.25-4.5×26 のレティクルです。
Weaver European 1-5×24 と似たレティクルになっています。
Vector Optics Swift 1.25-4.5×26 も中心のドットが発光します。

EDENBERG 1.5-6×26 のレティクルです。
先の2機種より ラインがとても太くできています。
水平・垂直の意識が強く持てる反面、ターゲットが隠れる部分が多いです。

最後に Visionking 1.25-5×26 のレティクルです。
見づらいですが、中央にドットがあり、発光しています。
速射の場合は 中心の円にターゲットを捉え、精密射撃では 中央のドットにターゲットを捉えます。
Millet DMS-1 と同形状のレティクルで、比較的リーズナブルに調達できるのが魅力です。
最近、モデルチェンジしてミルドットになってしまったのは残念です。