クラウン S&W M19 を PERFORMANCE CENTER M327 TRR8 に改造 ~ 本体編

クラウン S&W M19 を PERFORMANCE CENTER M327 TRR8 に改造する続編です。
バレルの装着は「クラウン S&W M19 を PERFORMANCE CENTER M327 TRR8 に改造 ~ バレル装着編」をご覧ください。
M19のままだと気になる小改造を4箇所 行いました。
もっとも、実銃は8発装填なんですが、改造は無理なので6発のままです。
ともあれ、改造で 1週間 楽しめたのが何よりでした。

改造した箇所は4箇所です。

・フレーム形状の変更

これは本来必要のない改造ですが、レイルを乗せた時に本体との間にできるすき間が気になり埋めました。
パテを盛ってフレームに合わせて調整しています。

・サムピースの形状変更

三角形に変更しました。
底辺をカットし、上辺にパテを盛って三角にしてます。
ただ、チェッカーの作る技術がないので 小型の彫刻刀でチェッカーを掘ってみましたが……

・リアサイトを1mmかさ上げ

バレルの上面と本体の上面をツライチにするため、リアサイトと本体の間に 1mm厚のプラ板を挟んでいます。
するとリアサイト側のネジが効かなくなったので、手元にあったM3×10 のネジを切って M3×7 にして取り付けました。

・グリップの形状変更

左右の形状を合わせました。
グリップは空洞のため、不要な部分を切った後、パテで裏打ちしてから削ります。
プラとパテの間にかすかな段差ができる方法なので、入念に段差を消す作業が必要です。

ヒケのひどい部分を修正しつつ、刻印を消しました。
パーティングライン、ゲート跡も処理しました。
塗装は 無骨な感じに、と思いましたが イメージとは違う仕上がりになっております。
トリガーとハンマーは再塗装しようと思うので、それまでに考えてみたいと思います。

塗装が終わって 集光サイト、マズルを装着して、作業を終えました。
集光サイトのファイバーは 直径2mm です。
バレルの穴が若干小さかったので、2mmのドリルで本体側だけ掘りなおして装着しました。

ここまでやって気が付きました。
M327 TRR8 はハンマーの形状が違ってました。
涙滴型になってるんですね。
ハンマーを再塗装する際にやります。

ついでに弾丸も塗装しときました。
撮影用に6発を塗装、発射用の6発はそのままです。

自分の技量を超えると思いつつ、作業を進めましたが何とか形になって良かったです。
あちこちに技量不足がありますが、ちょっとずつ上がればいいなぁ、と思っています。

ちなみに 6インチモデルもあります。
お好みで ショートバレル、ロングバレルを選択できる 何ともマニア心をくすぐる製品です。