AK74 (CYMA CM040C) のハンドガードを交換 & ガタ取り する

CYMA AK74 CM040C 電動ガン のハンドガードを交換します。
Keymod 6.5インチ ハンドガードを使います。
単にハンドガードを交換してもガタがでますので、ガタ取りするための工作をご紹介します。

まず、ロアハンドガードが銃と接触する部分を測ります。
ガタ防止に最も重要な部分は縦のサイズです。
縦は5.5mm、横は1.8mmのギャップがあります。
このギャップを埋めていきます。

上の動画はZenit社が公開しているハンドガード交換手順ですが、実銃ではハンマーを使って叩き込むほどタイトです。
実銃に比べるとエアガンはソフトにできています。

何を使ってギャップを埋めるかというと プラ板・プラ棒 です。
接着すると外れなくなるので、固定は両面テープを使います。
プラ板・プラ棒 はタミヤ製、模型界ではスーパーメジャーな製品で、ホビーコーナーがある家電量販店で入手できます。
今回使用するプラ板は 1.0mm厚、0.5mm厚、プラ棒は3mm角の3種類です。
なお、プラ板は同じくタミヤから 1.2mm厚・0.5mm厚・0.3mm厚がセットになった物があり、こちらがお勧めです。

縦:5.5mm、横:1.8mm を調整すると、上図のようになります。
プラ板・プラ棒を積み上げ、両面テープで固定しています。

このまま ロア・アッパーハンドガード を装着し、ネジ穴を合わせます。
すると、ロアハンドガードと銃の間に隙間ができましたので、同様にプラ板で埋めます。
この隙間は CYMA CM040C 特有の問題なようです。
リテーナーの位置が1mmほど銃口に寄っているんだと思います。

1.0mmプラ板の細切りを両面テープで固定しました。
これで工作は以上です。

プラ板の白い部分が見えてしまうので、黒で塗装しました。
ガタはほぼ無いレベルでハンドガードは装着できています。

プラ板・プラ棒は すべて銃とハンドガードに「挟まる」部分に使用していますので、強度に問題はありません。
工作上のコツは 「プラ板はハサミやニッパーで切る」ことです。
カッターで切るとプラ板に反りがでて、両面テープで固定しずらくなるので注意してください。

続いて、Zenit B-30 B-31 タイプ ハンドガード の例です。
ロアハンドガードが銃と接触する部分は 1.0mm厚 プラ板×2枚 です。
アッパーハンドガードの 1.0mm厚 プラ板 は ロアとアッパーのネジ穴を合わせた時の隙間を埋めています。

リテーナーと接触する部分に 1.0mm厚 プラ板×1枚を固定しています。

Zenit B-30 B-31 タイプ ハンドガード もガタがほぼ無いと言えるレベルで装着できました。

今回、主にプラ板を使ったサイズ調整方法をご紹介しました。
AKに限らず使える方法なので、ご参考になればうれしいです。

CYMA AK74 CM040C のハンドガード は 1mmほど 長く出来ているように感じました。
LCTやGHKでは もう少し工作が楽なのかもしれません。